投資について学びたいなら 「ひとまなび」

経済学より投資を学べ

大学には経済学部などがありますので、経済について学ぶ機会は比較的にあるかもしれません。
一方で、投資を学ぶ機会で言えば『投資学部』などの直接投資を専門とした学部はあまりなく、セミナーに関しても銀行など金融機関が主催するものがメジャーとなっています。


しかし社会的には経済学よりも投資を学ぶことを推奨する動きがあります。
今回は、その点について見ていきたいと思います。


経済の勉強も不要ではない

投資を学ぶと良い、との話もありますが、そればかりではありません。
経済の勉強をすることも、不要ではないのです。
さて、それは一体どういったことなのでしょうか。
経済の勉強をすることの重要性についても知っておいてください。


投資を学ぶなら経済の知識も必要

投資の知識として基本的に必要になるのが、どの程度の知識なのかをはっきりと定義することは難しいといえます。
しかしその知識の中には、金融や法律、会計といったものがあり、その中には経済も含まれるため、知識を幅広く持っていることが求められるでしょう。


これらの基礎的な知識が投資を学ぶ上で必要になるのです。


テレビでも勉強可能

投資に関係してくる経済について学びたいのであれば、インターネットやテレビを通して勉強をすることも可能です。


例えば、1988年から長く放送が続いている『ワールドビジネスサテライト』を日々チェックしていれば、経済がどの様に動いているのか分かるようになるでしょう。
またインターネットなら、通勤時や外出している時にも見ることができるため便利です。
日頃の株価や為替レートなどといった、リアルタイムでの情報を得られる点がポイントになります。


簡単な本を読もう

経済の仕組みの基本面を理解することも大事であり、もし為替が円高になった場合に日本の輸出関連株がどう動くのかを理解していないと、為替の変動に対応できないでしょう。


経済のことを知りたいなら、簡単な経済の本を読んで勉強をするのも一案です。
『マクロ経済学』や『ミクロ経済学』などといった難しい内容でなくても、初心者でも理解できるような本も販売されています。


投資の実践法はどうやって学ぶ?

投資を始めようとするなら、やはり実践の仕方を知っておかなければいけません。
では、実際の投資の方法はどの様にして学べば良いのでしょうか。
投資の実践方法の学び方について、株式投資をする際を例にして見ていきましょう。


長期運用ならネットで財務情報をチェック

長期的な運用をするのであれば、企業の財務状況をチェックして長期的にどの程度の企業価値をアップさせられるかを予測するのがポイントです。
それには、財務情報を分析するのが必須となります。
なぜなら、企業がどういった状態であるかを正しく把握しなければいけないからです。


以前であれば企業情報が載っている『四季報』が定番でしたが、最近であればネット上でも財務情報が見られることから、こうした情報をゲットして企業分析をすることになるでしょう。


短期運用はチャートの見方を覚えよう

短期運用ならば、チャートを見つつ相場との兼ね合いにより、売買のタイミングを学んでいくことになります。
その勉強のためには、チャートの見方や動きを知らなければいけません。
チャートの見方の基本については、インターネットのサイトでも多く書かれているためそれを見ることで学ぶことが可能です。


もっと専門的に知識を深めたいなら、チャート分析の本を読んでみるのも一案でしょう。


専門用語の学習も必要

投資には多くの専門用語があるので、専門用語を知らなければ投資をすることもできないと考え
られます。

例えば株式投資なら『指値』とは何かという点が分からなければ、注文することもできないのです。


特に用語集などを購入することもありませんが、『この言葉はどういう意味だろう』と思うような用語が出てきたなら、その都度調べることが大事です。


投資の感覚を身につけるには?

投資をするとしても、ビギナーのうちはどうして良いか感覚が分からないかもしれません。
いくら知識や実践方法を得たとしても、投資という勝負に勝つためには市場の動きをしっかりと捉えておく必要があるのです。
よって投資の感覚を身に着ける必要もあるでしょう。


では一体、どの様にして投資に関する感覚は身に着けていけば良いのでしょうか。


日経平均株価を毎日見る

株式投資をするとしたら、投資の前に日常的に日経平均株価をチェックしておくようにしてください。
日経平均株価を見ていれば、株価が日々どの様に動いているのかが感覚で覚えられるでしょう。


続いてはあなたが投資をしたいと考えている銘柄を、明日には株価が上がるのか下がるのかの予想を立てて、実際にはどうであったのかと比較をします。
もし予想とは異なっていた場合には、どうして違ったのかについて考えてみるのです。


そうすれば、徐々に予想の正解度もアップして投資の感覚も磨かれていくでしょう。
この様にして、頭の中でシミュレーションをしてみるのも大事です。


実際に投資をする

株価を見ていく中で感覚が養われてきたなら、実際にお金を投資してみてもっと実践についての感覚を研ぎ澄ませていきましょう。
その際には、最初から高値を投資するのではなく、少額から始めるのがカギです。


少額でも実際にお金を投資して、その運用によってどういった結果が出るのかを見ることで、株価を見てみるだけでなく違う感覚も養われると考えられます。
実際に投資をするとしたら、買うタイミングと売るタイミングが重要なポイントです。


多種類への少額の投資に留めることによって、売買のタイミングを見極められるようになるでしょう。
この段階において上手に利益を出せないと、諦めてしまい投資を止めてしまう方もいます。
よって、投資を続けていくとしたらこの時に堪えることが重要になるのです。


まとめ

投資を学ぶことも大事ですが、その前に経済を学ぶことも必要です。
テレビなどで学ぶこともできますし、初心者向けのような簡単な本で勉強する方法もあるでしょう。


また株式投資であれば、勉強の仕方も長期運用と短期運用によって異なることも知っておいてください。
投資の感覚を身に着けるためには、日経平均株価を見るようにして株の変動をチェックしておくことが大事です。


そしてその後には、実際に少額からでも自分で投資をしてみるのがコツですので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。