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今、投資をしておくべき理由

世界中がコロナ・ショックによる戦後最悪の景気悪化に苦しんでいる現状の中で、新たな収入源や副業などを検討している方も多いのではないでしょうか。
これまでの「時間・体力」を使った働き方から「効率・生産性」を重視した働き方にシフトしている今だからこそ、投資を選択肢の一つとして加えてみることもよいかもしません。


今回は、今投資をしておくべき理由をご紹介いたします。


投資とは

まず、「投資とは」を詳しく紹介してきます。
投資とは、主に経済において、将来的に資本を増加させるために、現在の資本を投じる活動のことを指します。
ただし、時間・人間関係など「何かを生産するために費やすこと」においても使われる言葉です。


投資は結果までの過程を表す言葉ですので、結果がどちらに転ぶかは分かりません。


投資をしておくべき理由

では、そんな不確実性がある投資をしておくべき理由は何でしょうか。
下記で詳しく紹介していきます。


生活を豊かにするため

生活を豊かにするために投資をおすすめします。
理由は「家族の健康」「良好な人間関係」「時間の余裕」「経済的な安定」といった誰しもが憧れる理想の「豊かな生活」において、「お金」は必要不可欠な存在だからです。
「お金があるから幸せ」ということを言いたいわけではありません。
豊かな生活でなくても最低限の生活でも幸せな方もたくさんいますが、それでも最低限の「お金」は必要になってきます。


そのような私たちの生活に欠かせない存在の「お金」は、私たちの生活を豊かにもしてくれる存在なのです。
また、お金があれば「心の余裕」も生まれることになります。
その余裕はさまざまな場面で有利になってきますので、生活を豊かにするためにお金を増やす投資は最適なのです。


資産を守るため

日本人の多くは、資産を現貯金で持ちます。
お金との向き合い方が変化してきたとはいえ「わざわざ手間をかけて運用したり、リスクを承知で投資に回したりするよりも、銀行に預けておいたままの方が安心」という考えの方が、まだ根強いのが現状です。


しかし、資産家は貯金に頼ることが資産防衛になるとは思っていなく「現貯金だけではインフレに抗えない」ことに気づいています。
預けた現金の金額は勝手に減ることはありませんが「預けた過去の1万円と今の1万円、そして未来の1万円の価値が同じではない」ということを知っているので、現貯金で全資産を持つリスクを回避しているのです。


そういったことから、生活を豊かにするため、資産を守るためには投資は必要不可欠な存在だといえるのです。
この記事を読まれている方はそれに気づいている方が多いと思いますが、時代は大きな転換期を迎え、今までの当たり前の生活が無くなっていき、新しい時代の変化に柔軟に対応していかなければなりません。


そういった点から、「これから先自分はどう生きていきたいか」を見つめなおし、資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。


これからはじめる人に

最後に「お金」についての投資を紹介していきます。
今回は証券会社で取引口座(一般口座または特定口座)を開設する場合や簡単にはじめることができる投資信託について、また投資の心得などをご紹介します。
今からはじめてみようかなと思われる方は、ぜひ参考にしてください。


口座開設までの手順

「マイナンバー(個人番号)確認書類」
「本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証、各種年金手帳、パスポート等)
「印鑑」「金融機関口座」が、必要になってきます。


①店舗、もしくはインターネットや電話で口座開設申込書類を請求する
②申込書に必要事項を記入・署名・捺印の上、必要書類を添えて提出する(インターネットや電話で請求した場合は、書類を返送する)
③審査を経て口座開設完了
このように意外と簡単に手続きができますので、誰でも気軽にスタートすることが可能です。


専門知識は必要なし

最近では、各金融機関のプロ(ファンドマネージャー)が、投資家から集めたお金を運用してくれる金融商品の「投資信託」というものがあります。
こちらは、1,000円程度の少額でもつみたて投資ができるためスタートしやすいのが特徴なうえに、投資信託は基本、数十から数百の株式・債券・不動産などに投資しているので、1つ買うだけで分散投資したのかと同じような効果が得られるのです。


また、投資信託には、国内株式だけに投資するもの、海外債券だけに投資するもの、国内の株式・債券に投資するもの、国内外の株式・債券に投資するものなどさまざまなスタイルがあります。
そして、「分散投資」はどうすべきか迷ったら、国内外の株式・債券と幅広く投資をしている投資信託を選ぶことをおすすめします。


ただしこういった投資信託を銀行が勧めるということは、銀行側にもメリットがあるということです。
投資信託での利益から手数料や税金がどの程度引かれるかも確認したうえで、冷静に判断しましょう。
このように、誰でも簡単にはじめることができますので、専門知識がなくても安心して投資をスタートすることができます。


投資の心得

投資を続けるに当たって大切になってくることは「3つの余裕」です。
「心の余裕」は冷静な判断力が必要になります。
「時間の余裕」は投中・長期投資が基本になりますので、大切です。
「資金の余裕」は余裕資金であることが、全ての余裕につながります。
そういった、もし失敗してもやり直せる「余裕」を作っておくことが最も重要になってくるといえるでしょう。


はじめて投資にチャレンジする方は、ぜひ余裕をもったうえで取り組んでください。
投資にはギャンブル性がありますので、冷静さを欠いて損益を取り返すことに躍起になるなどといった状態にならないよう、自分をコントロールしましょう。


まとめ

今回は「今、投資をしておくべき理由」をテーマにご紹介していきました。
投資は、今のコロナ・ショックの現状を打破できる1つの希望の光かもしれません。
特にコロナ渦によって株価が下がっている「買い」のタイミングにある株が多くなっているなどというチャンスも考えられますので、頻繁に確認しておくだけでも価値があるでしょう。
「これからの人生での優先順位」と「お金」について、再度考えてみることもよいかもしれません。


今回の記事で、今投資をしておくべき理由について興味を持っていただければ幸いでございます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。