先日、凛とした女性のヒトマナビ いけばな編を開催いたしました^^

今回は、講師として、仁和寺御室流で師範を取得され、 華道教授としてご活躍されている、
湖風斎 裕心(こふうさいゆうしん)さんを お招きし、いけばなの歴史、そしていけばなの基礎を
学ばせていただきました。

いけばなの歴史

「いけばな」といういうと、みなさんはどのようなイメージを 持っておられるでしょうか?
色鮮やかで、美しい「花」は、平安時代以前からも愛でる習慣はあったそうですが、
実際に「華道」という形で生け方が体系立てられたのは、室町時代。
当時は武士の嗜みとされ、客間に生けられる、立花(りっか)と呼ばれる格式高くフォーマルなものでした。
生けるのに要する時間も、 数時間から数日までかけていたほどのものだそうです。

その後、戦国時代には、千利休によって発展した侘び茶の広がりとともに、
即興で生けるカジュアルないけばな、茶花(ちゃばな)が普及していきます。
そして、出版の技術の進歩や、一般庶民への文化普及とともに、 いけばなにも様々な流派が生まれ、
生花(せいか・しょうか)が成立していきます。 その後は、西洋文化が日本に入ってくることによって、
より自由度が増し、文人投げ入れ、盛り花、創作花と、技芸からよりアートへと、 進化を遂げてきているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に生けてみる

今回私たちが挑戦したのは、盛り花。 多くの方がイメージを持っている、
とげとげの剣山に、花を盛っていくというものです。 盛り花を美しく魅せる鍵は、一本一本の高さと長さ。
最も美しく見える黄金比があるのです。 また、花も人間と同じく、一本一本全く違う表情をしています。
どの角度をどのように魅せるのかによって、仕上がりも全く変わってくるのです。

お花が一番美しく見える角度は?形は?と、 みなさん真剣です^^

 

 

 

 

 

 

「難しい~」「うまくいかない~」と試行錯誤しながらも、 何とか生けて、先生に見ていただくと・・・
「このお花とこのお花を交換してみます 「ここはもう少し短い方がいいですね」
「このお花、少し盛りすぎですね」 と、ささっと手直しを加えてくださり、 どこかアンバランスだったお花が
見違えるほどすっきり美しくまとまってくるんです。

自分が生けたものと比較してみると、 先生の生けたものは、一本一本が無駄なく、ダブりなく、
そのお花の良さが最大限に引き出されているのです。 生きているものと真摯に向き合い、
そのもの良さを最大限に引き出す、 というところは、「人」に対する接し方と同じであること、
そして、経験の積み重ねと、意識付けによって、 その方法が少しずつ醸成されいくということを感じました。

難しいけど、楽しかった♪というのが率直な感想。 まだ一度もやったことがない・・・という方は、
ぜひチャレンジしてみてください!オススメです!