こんにちは、京都ヒトマナビカフェの高田亜紀子です。

今読んでいる小説の主人公は、オオスズメバチ。

面白いと思った作家の本は、まとめて読んでしまいたい

タイプの私は、今更ながら、百田尚樹ワールドにどっぷりと

つかっています。

「永遠のゼロ」「幸福な生活」で、面白い!と思った後は、

「輝く夜」「プリズム」「モンスター」と読んでみて、

あ~、ちょっと違うなぁ・・・・・と、思っていたところでした。

百田ワールドも、手元にある本はこれが最後。

半ば惰性で手にとったのが「風の中のマリア」。

さよならホームラン的に、心に響きました。

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与えられた使命とは?何のために生きる?幸せって?

誰もが疑問に思う「幸せ」の定義。

それは、ヒトだけではなく、昆虫の世界にもあるようです。

オオスズメバチの主人公マリアを中心に描かれるストーリー。

昆虫の生態系のドキュメンタリーのようなお話です。

 

オオスズメバチのワーカーとして産まれたマリアは、

誰から教わったわけでもなく、空を飛び、獲物を狩るために戦い、

女王バチが産み続けるマリアの妹達を育て、帝国を維持することに

全身全霊を注いで生きます。

同じメスであり、同じ生殖機能を持っているにもかかわらず、

女王バチとワーカーに与えられた使命の違いに直面し、悩みながらも、

目の前の闘いに命を掛けるマリア。

その真摯な姿に心打たれます。

 

しかも、オオスズメバチのワーカーの寿命は約30日。

非常に短い命をどのように生きるか。

弱肉強食の生態系で生きるそれぞれの昆虫達。

お互いの運命や想いが交錯する話を通して、自らの生き方に

思いをはせます。

一生懸命生きなければ!!!!!!

乱読が功を奏して、まさかの昆虫からのヒトマナビでした☆

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