100円から、注目のアート作品のオーナーになれる、アート投資はご存知ですか。
アート投資は、小口化した作品の権利に投資し、共同オーナー権を保有、売買できる取引です。
100円から始められ、オーナー権を100%購入することで、現物作品を受け取れます。
芸術へ投資するハードルを下げ、プラットフォーム上で、気軽に投資や売買ができる仕組みです。
今回は、市場を拡大しているアート投資について、ご紹介いたします。
アート市場の現状
日本のアート市場は、7兆円ある世界のマーケットの中で、数%に過ぎません。
国の文化や芸術の発展、保護に使われる文化予算も、他国に比べ少ない額です。
また、日本には、欧米にあるパトロン文化、美術史の教養、美術品の寄付による税制上のメリットがありません。
そのため、コレクターの数が圧倒的に少なく、芸術家が育たない環境と言えます。
しかし昨今、日本の国内オークションでは若いコレクターが増加しており、イメージ先行の分かりやすい絵画が人気を集めています。
また、少額からアートに投資できる仕組みなどの新たなマーケットプレイスが出現したことで、アートの資産価値や認知度が高まっているのです。
今後、日本のアート市場はミレニアル世代のコレクターが持つ資金力と、興味の持続力に左右されるでしょう。
アート投資の注目点
アート投資は、どのような作品が良いのか、何を基準に観察すべきか、分からないことが多々あります。
現代アートに投資するなら、次の注目点を知っておくと良いでしょう。
現代アートを理解する
現代アート作品に重要なことは、作品のコンセプトを知り理解することです。
多くの作品は、美術史の他に政治や社会の情勢、問題提起、批判を反映していることが多いのです。
そのため、作品を見る前にその事象の背景や歴史を知り、概念や思想を能動的に解釈する必要があります。
現代アートは、統一感のないコンセプトだからこそ、異なる表現方法を見て理解するのは難しいかもしれません。
考え込むより、第一印象で心が惹かれた作品に投資する方法もあります。
しかし、世の中のあらゆるものを反映している作品は、見て感じたり考えさせられたりする楽しみがあります。
現代アートは、作家のコンセプトやバックグラウンドを知り、共感して楽しむことが大切なのです。
作品のオリジナリティ
現代アート作品に投資するとき、作品のオリジナリティも注目すべき点です。
どの業界でも、どこかで見たことがある、既視感のあるものは評価されません。
評価されやすい現代アートは、オリジナリティに富んでおり、これまでの概念や考え方を覆すような新鮮味がある作品です。
例えば、アンディ・ウォーホル、草間彌生、ゲルハルト・リヒター、キース・へリング、バンクシーは、多くの人に知られています。
彼らが描く作品は、それぞれコンテクストがあり、共感する部分や楽しい謎解きに直面します。
コンテクストとは、作品が歴史や状況の中でどのような意味や背景があるのか、決定づける理由のことです。
作品が個性的であるほど注目され、知名度が高くなり価値も上昇します。
現代アートは、オリジナリティとコンテクストが、作品の付加価値を高めているのです。
アートに投資するなら、オリジナリティがあり、思考で楽しむことができる作品が良いでしょう。
アーティストの所属
現代アートでは、アーティストの所属も注目すべきポイントです。
投資対象は作品ではなくアーティストのため、彼らの将来性も視野に入れる必要があります。
これは、スタートアップ企業に出資する場合と同じです。
アーティストは、プロデュース力があり、信頼できるギャラリーに所属していることがポイントになります。
所属ギャラリーのプロモーションによって、アーティストの知名度や評価、将来性が変わります。
多くのギャラリーの中から、信頼できるギャラリーを選択するのは難しいことです。
評価できる方法の1つに、国際的なアートフェアに参加しているギャラリーかどうかを調べます。
また、画廊としての専門分野や、他に扱っている作家の情報を調べることも大切です。
STRAYMのアート投資とは
STRAYM は、100円から気軽に始められる、アート投資ができるマーケットプレイスです。
ここでは、STRAYMの仕組みについて、ご紹介いたします。
1枠100円からアートオーナー
STRAYMのアート公開価格は1枠100円で、少額からアートに投資することが可能です。
投資したアートの割合に応じて、アートオーナーになれます。
STRAYMは、絵画などのアート作品のオーナー権を分割しており、複数人で作品の権利を共同保有しています。
オーナー権を50%以上取得すると作品をレンタルすることができ、権利を100%取得すると現物保有が可能になるなどの、オーナー特典があるのです。
他にも、権利保有者にオーナー証明書の発行や、STRAYMが主催する内覧や展示会など、各種イベントを行っています。
厳選されたアーティストから選択
STRAYMは、トップアーティストから、これから期待できるアーティストまで、キュレーターが厳選したアートを掲載しています。
キュレーターとは、学術的専門知識を持ち、美術資料の収集や研究調査、展覧会の企画構成、運営などを行う専門職です。
STRAYMでは、河村康輔、アンディ・ウォーホル、バンクシー、Lady AIKOなど、有名なアーティストが多く、注目を集めています。
そして、ほとんどの絵画は価格が上昇しているため、投資資産としても価値を高めています。
アートを使った資産形成が可能
STRAYMのアートを使った投資は、長期あるいは短期の売買取引によって資産形成が可能です。
評価が固定している作家は、景気に左右されず、ほとんど値崩れをすることがありません。
例えば、アメリカのポップアーティストとして知られる、アンディ・ウォーホルは、価格が一時的に下がっても、一定価格までは回復もしくは上昇します。
それは、彼がポップアートというジャンルを築いた評価があるため、価格上昇の可能性が保証されているのです。
アートを使った資産形成は、アートが評価される意味を知る必要があります。
そのため、アーティストや作品の時代背景、深い要因を理解する必要があるのです。
まとめ
市場を拡大し、急成長しているアート投資について、ご紹介しました。
超少額からアート投資ができるSTRAYMは、芸術の世界を身近なものに変えてくれます。
多くの人がアートに興味を持ち、手軽に投資できることにより、市場が活性しています。
アート投資は、ミレニアル世代を中心に注目を集めているため、今後の動向に目が離せません。