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今さら聞けない投資の種類

投資にもいろいろな種類があります。いろいろな種類があることは知っているものの、具体的にどのような種類があるのか聞かれると答えられないという方も多いでしょう。

今は投資も本当に多様化しているのですが、ここでは代表的な投資の種類についてご紹介していきたいと思います。


銀行預金

投資というと首をかしげてしまう方もいるかもしれませんが、銀行預金も投資の一種になります。今の日本では利率は本当に雀の涙であまり意味は感じられないかもしれませんが、それでも多くの方が無難だからと銀行預金を選んでいます。利率が低い分、金融機関ごとに1000万円とその利息までが元本保証となります。リスクが限りなく低く、リターンも小さい投資の形です。


株式投資

投資と聞いたときに、第一に思い浮かべるのがおそらくこの株式投資でしょう。企業が発行した株券を売買したり、配当金を得たりすることで利益を得る投資方法です。

ご存知のように株価は常に変動していますので、安いときに買って高いときに売るといった形で売却益を得ることができますし、株式を一定期間保有することによって配当金を受け取ることができます。


株価の動きは予想できても100%読むことはできませんので、やはりそれなりのリスクを背負うことになります。ただ、その分、リターンが期待できますし、短期間でお金を稼ぎたいという方には向いている投資方法と言えるでしょう。


投資信託

投資信託は投資のプロが投資家から集めた資金をもとに、ひとつの投資信託に対して国内外を問わずさまざまな株や債券を組み入れて運用していくというものです。選択肢が豊富なので、リスクとリターンを考えた上でいろいろな商品を購入することができます。

プロに運用を任せられるため、知識のない方でも始めやすいのですが、その分、手数料がかかります。リスクもリターンも中程度といったところでしょうか。


FX

外国の為替を利用して売買を通じて利益を得るのがFXです。世界各国の通貨でおこなうことができるのですが、リスクは特に大きくなります。その分、リターンも期待できます。
海外FXを利用するかのか、国内FXを利用するのかによってもリスクやリターンは違ってきます。安定した投資とは言えないものの、興味深く、面白味のある投資方法と言えるでしょう。


最近では、やたらと金の積み立てに関するテレビコマーシャルや新聞広告を見かけるようになりました。金に関しても投資というと首をかしげる方もいるかもしれませんが、これも投資の一種と言えるでしょう。特に、今は金の価値がどんどん高まっています。

もともと一定の価値が認められている金の価値がさらに上がっていくわけですから、他の投資と比べるとリスクも抑えられます。
ただ、金は他の投資のように利子や配当といったものを生み出しません。あくまでも金単体の価値で勝負することになります。一口に金と言っても、その形はさまざまです。いわゆる金の延べ棒であったり、金貨であったりといろいろな切り口があります。

中でも純金積み立ては月々の負担もそこまで大きくなく、始めやすいのではないでしょうか?金で儲けるというよりは、いざというときの保険のような感覚でいたほうがいいかもしれません。


仮想通貨

仮想通貨も投資のひとつです。今は日本でもキャッシュレス化が進んできましたので、仮想通貨についてはご存知の方も多いでしょう。今の日本の硬貨や紙幣のように現物があるわけではないものの、インターネット上の通貨として機能しているのが仮想通貨です。

仮想通貨で億万長者になったという夢のある話もあれば、セキュリティーの問題などネガティブなニュースでも話題になっていました。
仮想通貨はそのまま通貨としても使うことができるのですが、億万長者が出てからは投資のために使っている方が多いようです。どれだけのセキュリティー対策をとっていたとしてもハッキングなどのサイバー攻撃による通貨の消失の可能性はありますし、相場の変動もかなり大きいです。

ただ、その分、大きなリターンも期待できるのが仮想通貨です。


不動産投資

不動産投資に関しても、テレビコマーシャルなどでよく見聞きするようになりました。基本的にはマンションやアパートなどの不動産を購入して、その家賃収入を得ていくという投資方法になります。うまくいけば長期での比較的安定した家賃収入が入りますし、不労所得や年金対策、相続での生命保険代わり、節税などさまざまな面でプラスになります。


デメリットとしてはやはりある程度の資金が必要になるという部分やローンの負担といったものも挙げられるでしょう。不動産の見極めも大切になってきますので、事前の準備にも時間がかかりますし、今日明日で気軽に始められるものではありません。逆に、資金や時間をかけても問題がないという方であれば不動産投資はかなり魅力的です。


ちなみに、不動産投資というとほとんどの方が日本国内での不動産投資を想定するかと思います。ただ、日本国内での不動産投資の先行きというのは正直なところ、微妙です。

もともと不景気だったところに新型コロナウイルス感染拡大の影響が出て、不景気に拍車がかかっています。そこで注目しておきたいのが海外の不動産です。場所によっては海外の不動産のほうが日本国内の不動産よりも利回りの良い資産運用ができるかもしれません。


インバウンドの関係で少し前までは日本国内の不動産が海外の方によく買われていました。同じように日本人が海外の不動産を購入してもいいのです。

ハードルは上がるかもしれませんが、海外の不動産も検討してみるといいでしょう。